紫陽花のドライフラワーの作り方|梅雨の花を一年中楽しむ方法
梅雨の風物詩である紫陽花。その鮮やかな美しさは、ドライフラワーにすることで一年を通して楽しむことができる。特にアナベルは初心者でも成功しやすく、ドライフラワー入門に最適な花材だ。
この記事では、紫陽花のドライフラワーの作り方と、インテリアとしての活用法を解説する。
■もくじ
- ドライフラワーに向く紫陽花の品種
- 収穫のベストタイミング
- おすすめの乾燥方法
- ドライ紫陽花のインテリア活用アイデア
- まとめ
1. ドライフラワーに向く紫陽花の品種
すべてのアジサイがドライフラワーに適しているわけではない。水分量が多すぎる品種は乾燥中にしおれてしまうため、品種選びが成功の鍵だ。
最もおすすめなのがアナベル。大きな花房が白からグリーンへと変化し、自然乾燥でも形が崩れにくい。次いでカシワバアジサイも、円錘形の花穂がドライにしても個性的な表情を保つ。秋色アジサイと呼ばれる、花の色がアンティーク調に変化した状態のアジサイも、すでに水分が抜け始めているため、ドライフラワーに仕上げやすい。
2. 収穫のベストタイミング
ドライフラワー用の紫陽花を収穫するタイミングは、実は開花直後ではない。
最適なのは、花の色が変わり始めた「秋色」の段階。おおよそ7月下旬から9月頃にかけて、花弁が厚みを帯び、色がくすんでアンティーク調に変化してくる。この時期の花は水分量が減っているため、乾燥がスムーズに進む。
切り口は斜めにカットし、収穫は晴れた日の朝がベスト。雨の日は花に水分が多く含まれるため避けたほうが良い。
3. おすすめの乾燥方法

■ ハンギング法(逆さ吊り)
最もポピュラーで簡単な方法。花を逆さにして、風通しの良い日陰に吊るす。直射日光に当てると色が飛んでしまうので注意。約1~2週間で完成する。茎は紐で結ぶか、洗濯バサミで挟むと手軽だ。
■ ドライインウォーター法
少量の水を入れた花瓶に花を挿し、そのまま水を蒸発させて乾燥させる方法。花が下を向かずに自然な形を保てるため、ハンギング法よりも美しい仕上がりになることが多い。水は花瓶の底に1~2センチ程度で十分。
■ シリカゲル法

色をできるだけ鮮やかに残したい場合はシリカゲル法がおすすめ。密閉容器にシリカゲルを入れ、花を埋めて1週間ほど置く。手間はかかるが、生花に近い色合いを保つことができる。
4. ドライ紫陽花のインテリア活用アイデア

完成したドライ紫陽花は、さまざまなインテリアとして活用できる。
花瓶にそのまま飾るのが最も手軽な方法。ユーカリやスターチスなど他のドライフラワーと合わせてアレンジしても美しい。リースの素材としても優秀で、大きな花房を分解して使えば、ボリューム感のあるリースが作れる。
壁にスワッグとして飾るのもおすすめだ。麻紐でまとめて壁に吊るすだけで、ナチュラルなインテリアアクセントになる。
Glanet collectionのワークショップでは、ドライフラワーを使ったリースやスワッグづくりの体験ができる。プロの技を学びながら、自分だけの作品を作ってみてほしい。
5. まとめ
紫陽花のドライフラワーは、梅雨の季節の美しさを手元に残す素敵な方法。品種選びとタイミングさえ押さえれば、初心者でも十分に成功できる。
今年の夏、庭やお花屋さんでアナベルを手に入れたら、ぜひドライフラワーに挑戦してみてはいかがだろうか。


