【スワッグとは?】ブーケ花束との違い&人気の秘密を解説
スワッグ、ブーケ、花束の違いを知りたい方へ。
ナチュラルなお部屋づくりには欠かせないインテリアアイテム、『スワッグ』。人気の理由はお庭の花をざっくり束ねたような肩肘はらないリラックス感。
そもそもスワッグは従来のブーケや花束とどこが違うのか?そんな素朴な疑問を、表と写真を使ってわかりやすく解説していく。
■もくじ
1.スワッグとは?-スワッグ・ブーケ・花束は、見た目と用途が違う
2.スワッグはトレンドを上手に取り入れる層に人気。
3.リラクシーな風合いが魅力のスワッグはこちら
4.スワッグを購入するならinstagramがおすすめ
5.まとめ
1.スワッグとは?-スワッグ・ブーケ・花束は、見た目と用途が違う
スワッグ・ブーケ・花束は、見た目と用途で一般的には以下のように大別されている。
用途 | 見た目 | |
花束 | 式典やお祝いなどの贈答用。 | 縦長。前後が決まっている。 |
ブーケ | 結婚式・披露宴などの演出用。 | ラウンド型で花がぎゅっと詰まっている。前後がない。 |
スワッグ | 壁にかけるインテリア用。 | 縦長。前後が決まっている。背中側が平ら。 |
シチュエーションをイメージするわかりやすいかもしれない。
式典ではステージ上で花束が手渡される場面をイメージして欲しい。この時、多くの場合、観客はステージ上を一方向から見ている。なので、贈答用の花束は、一方向からの視線にもっとも映えてみえるようにデザインされる。
結婚式では花嫁は列席者の間を通ったりと動くことが多いので、360度の視線に映えるように、ラウンド型のブーケを持つことが多い。
そしてスワッグは、多くの場合インテリアとして壁にかけて使用される。この場合、壁に触れる背中側を平らにすることで、ユラユラ動いたりデザインが崩れることを防いでいる。
こうして考えると、それぞれの用途に合わせてデザインがされ、それがそれぞれの違いになっていることがよくわかる。
また、花束・ブーテ・スワッグの違いがわかりにくい理由には、単語が日本で独自の解釈で浸透しつつあるから、という面が大きいようだ。
花束を英語でいうと「bouquet(ブーケ)」だったり、「swag」は、窓際に吊るす装飾や、花やフルーツをあしらった紐飾りなど、窓や壁に吊るす飾りの総称を意味したりする。
ここから、日本ではごく最近になって、植物を束ね、壁掛けとして映えるようにデザインされたものを特に、スワッグと呼ぶようになったようだ。
2.スワッグはトレンドを上手に取り入れる層に人気。
スワッグは植物が好きな層だけでなく、シンプルやミニマムといったトレンドを上手に生活に取り入れる層からも支持されている。
理由は、お庭の植物をギュッと掴んでまとめたような肩肘はらないナチュラルな魅力があること。
生花やハーブで作れば、吊るして飾っている間にドライフラワーになる過程も楽しめるのがスワッグの魅力。
シンプルな生活に添えれば、自然の魅力が映え、ほっと肩の力が抜ける時間を演出してくれる。
では、どのくらいの人気なのか?
インスタグラムのハッシュタグを見てみると、「#スワッグ」への投稿数は、約31万5千投稿。(2019年5月現在。)
これは、インテリア系のハッシュタグの中で見ると、「#インテリア雑貨」の約半分ではあるが、「#インテリアデザイン」や「#インテリアコーディネート」よりも投稿数が多く、かなり人気のハッシュタグと言える。
3.リラクシーな風合いが魅力のスワッグはこちら
それでは、具体的にはどんなスワッグがあるのか、リラクシーな風合いが魅力のスワッグを紹介。
①生花で作るスワッグ:生花で作ったスワッグは飾っているうちに自然に乾いていき、ドライフラワーになる過程も楽しめる。
②ドライフラワーで作るスワッグ:ドライになっている花材で作ったスワッグは独特の風合いが魅力。ビンテージアイテムとの相性も◎。
スワッグが人気の理由は、トレンド感の他に、飾りやすさにもある。
吊るしてかけるのが基本の飾り方なので、壁面スペースにかけたり、ドアやカウンターキッチンに下げたりと、普段空いているスペースを活用できる。旬な素材のものを選べば、季節感の演出にも。
4.スワッグを購入するならinstagramがおすすめ
購入する場合、instagramのハッシュタグを使って好みのスワッグを探す方法がおすすめ。
フラワーショップやインテリアショップで取り扱ってる場合が多いが、フラワーショップやインテリアショップなら店舗に必ず置いている、というわけでもない。また、いきなり気にいるものが見つかる可能性も微妙なところだろう。
歩いて探し回る手間やECショップを一つ一つ見ていく手間を考えると、instagramで作品の一覧から探すほうが、好みのスワッグに出会える確率も高くなる。
まずはinstagramで「#スワッグ」や「#スワッグのある暮らし」を検索してみよう。
もし、自分で作ってみたい!という場合は、まずプロに要点を教えてもらうことをおすすめする。
ザクっと束ねたような雰囲気が魅力のスワッグだが、プロが作るスワッグは実はザクっとは束ねられていない。
それぞれの花材と全体が素敵に見えるよう、計算されて配置されているのだ。
また、プロのスワッグは、デザインが崩れにくい束ね方やスワッグ向きの花材選びなど、長く楽しめる工夫がされている。
こういったクォリティを上げるためのポイントを一度学んでおけば、より一層スワッグ作りが楽しくなる。
■まとめ
・スワッグ・ブーケ・花束は、見た目と用途が違う
・スワッグはナチュラルな雰囲気をトレンドを上手に取り入れる層に人気。
・スワッグは空いている壁面スペースに飾りやすい
・スワッグを購入するならinstagramがおすすめ
・スワッグを作るならプロに一度教わるのがおすすめ
今回はスワッグとはどんなものか、そしてその魅力について解説してきた。忙しい毎日を過ごす方にこそ、ONOFFのスイッチを上手に切り替えるアイテムとして、ナチュラルなインテリアがおすすめ。
これを機会に、ぜひスワッグのある暮らしを楽しんでみてはいかがだろうか。