紫陽花のドライフラワーの作り方-失敗ポイント3つを解説
紫陽花のドライフラワーをきれいに作りたい方へ。
この記事では紫陽花のドライフラワーをきれいに作るために、知っておきたい「失敗ポイント」と「工程」を解説。
要点を抑えて、紫陽花のドライフラワー作りを成功させよう!
もくじ
1.【失敗①】間違った紫陽花を選ぶと失敗しやすい
2.【失敗②】買ってすぐに使うと失敗しやすい
3.【失敗③】天候が悪いと失敗しやすい
4,【手順】失敗しにくいカンタンな作り方
5. そもそも紫陽花のドライフラワーを作る目的は?
6. まとめ
1.【失敗①】間違った紫陽花を選ぶと失敗しやすい
庭に咲いている紫陽花を使うと失敗しやすい。
お庭の紫陽花ではなく、お店で売っている切り花の紫陽花の中でも、いわゆる秋色アジサイと言われるくすんでいる紫陽花をドライフラワーにすると失敗しにくい。
旬の時期に紫陽花のドライフラワーを使いたい!という方は、梅雨の前に紫陽花をお店で購入し、気候の良い時に干すという手もある。
2.【失敗②】買ってすぐに乾かすと失敗しやすい
お花屋さんで購入したきれいな紫陽花をすぐにドライフラワーにするのも失敗のもと。
購入してから家に着くまでの間に、花の水分はどんどん少なくなり、元気がなくなっている。
しっかりと水上げさせてガクの先までピンとさせてから一気に乾燥させると、シワシワになりにくく仕上がりに差がでる。
購入してきた紫陽花は、ドライフラワーにする前にしっかりと花の頭まで吸水させよう。
3.【失敗③】天候が悪いと失敗しやすい
乾燥させるのに、天候が悪い日が続いてしまうと失敗しやすい。
一気にしっかり乾かすことがポイントなので、湿度が一日中高い状態だと当然ながらなかなか乾かない。
また、天気が良くても早く乾かしたいからといって直射日光に当てることはNG。太陽光で色褪せが起こり、折角のきれいな色合いが失われてしまうことに。
天気のいい日に風通しの良い直射日光の当たらない場所で乾かそう。
また、乾燥させる前に、花びらを手でほぐしてあげると風が通りやすく蒸れずに乾燥できる。
4.【手順】失敗しにくいカンタンな作り方
今回は誰でも手軽にできる、ハンギングという乾かし方を解説。
【上手な乾かし方-ハンギングの手順】
⑴ 購入したアジサイを水切りして水につけ、しっかりと吸水させる。
⑵アジサイに水がしっかり上がったら水から取り出し、花びらを手でほぐす。
⑶麻紐などの紐で、アジサイの茎をしっかり縛る。この時できるだけ束にしない方が花が潰れず仕上がりがきれいなので、小分けにしてしっかり縛る。
⑷壁などに当たらず、風通しの良い直射日光の当たらない場所に花を下に向けて吊るす。
⑸できれば常時、扇風機やファンを使って湿気がこもらないようにする。
⑹花が完全に乾けば出来上がり。天候がよければ1週間ほどで出来上がる。
5.そもそも紫陽花のドライフラワーを作る目的は?
なかなか丁度いい条件が揃わないと、失敗してしまう人も多い紫陽花のドライフラワー。
そもそも、紫陽花をドライフラワーにする目的は何だっただろうか?
自分で干す過程もとっても楽しいけれど、そのさきの完成度を求める方は以下のような方法で失敗リスクを減らすことも考慮してみては。
●ドライフラワーのアジサイをそのまま飾って楽しみたい方
ドライフラワーのアジサイをそのまま飾って楽しみたいという場合であれば、store.jpなどで購入することも可能。
●ドライフラワーのアジサイでインテリアや小物を製作したい方
ナチュラルリースを製作してみたい方は、こちらを参考に。
→ナチュラルリースの作り方!季節の手作りリースデザイン21選
■まとめ
・お店で購入した秋色アジサイを使う。
・購入した紫陽花はしっかり水揚げをする。
・できるだけ、天候が良い日が続く時を選んで干して、扇風機も使う。
・紫陽花の花を下に向けて逆さに吊るして干す。
・目的によっては、自分で干すより購入やワークショップを利用すれば失敗リスクは激減。
失敗しそうなポイントを抑えることで、初めての方も再挑戦の方もうまく出来るイメージができたのではないだろうか?
ちょっとした扱いで仕上がりに大きく差が出るので、解説したポイントは忠実に守って、今年こそきれいなドライフラワーに仕上げよう!