「花のあるクリスマス。」ポインセチアの手入れ方法
クリスマスフラワーとも呼ばれているポインセチア。クリスマスにポインセチアの購入を考えている方向けに、その手入れ方法を紹介していく。
ポインセチアの種類
クリスマスがイベントとして世界的な広がりをみせると同時に、ポインセチアは不動の人気をものにしてきた。そのため、品種改良が盛んにおこなわれている花でもある。
色に着目してみると、定番の赤色はもちろん。白色やピンク、複数の色が混じったマーブル色までと実にバラエティに富んでいることがわかる。
手入れ方法は?
ポインセチアの魅力を最大限に引き出すには、適切な手入れが必要だ。クリスマスのイメージが強いポインセチアだが、寒さに強い訳ではない。
冬場であれば、日中は日当たりの良い室内に。夜間は窓際の温度が下がるので、部屋の中央に置いておくのが良いだろう。
加えて、暖房の風が直接当たらない場所が好ましい。また、室温が5度を下回ると葉が黄色くなり落葉してしまうということも覚えておきたい。
冬場の水やりは控えめに
ポインセチアは、冬場に生育が鈍る傾向にある。そのため、冬の水やりは控えめにするのが鉄則だ。
具体的には、土が乾いて3日〜5日ほど経ってから水をあげるようにする。水をやる際、天気の良い日の午前中がベストなタイミングだ。
冬場とは対照的に、生育期間中(4〜10月)は土が乾いたらたっぷり水をあげる。そうすると、枯れることなく成長してくれるはずだ。
来年のクリスマスもポインセチアを楽しむ為に
ポインセチアは管理が良ければ4月頃まで楽しむことができる。その後は、5月頃に剪定・整枝・植え替えをおこない開花に備える。
そして、赤く綺麗なポインセチアを開花させる為に最も重要なのが短日処理だ。9月中旬頃から、日中は日にあて。夕方5時〜翌朝7時位まではダンボールなどで覆い暗くする。これを約1ヶ月間行うのである。
この短日処理をおこなうことで、来年も綺麗なポインセチアと出会うことができるだろう。
クリスマスムードを一段と盛り上げてくれるポインセチア。リビングに飾っておくだけでもクリスマスを鮮やかに彩ってくれること間違いなしだ。
また、手入れをしっかりおこなうことで、来年のクリスマスも楽しむことができる。自分で手入れしたポインセチアが開花した時の感動は、きっと言葉にできないだろう。