【オリーブ】冬の寒さに負けない観葉植物と、冬越しのポイント
冬に弱い観葉植物だが、中には「オリーブ」などの冬に負けない種類もある。今回は、そんなオリーブの冬越しのポイントについて紹介する。これを読むことで、冬でも観葉植物に癒されてみるのはどうだろうか。
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冬に負けない観葉植物「オリーブ」
観葉植物は、もとは熱帯地方等に自生しているものが多い。そのため、観葉植物は、冬には不向きだと言われている。
しかしながら、中には寒さに負けない観葉植物もある。ずばり、「オリーブ」は耐寒性に優れている観葉植物なのだ。
オリーブというと、観葉植物の中でも知名度が高く、インテリアとしてもお洒落で、常に人気を誇っている。また、印象的な見た目であるため、シンボルツリーとして取り入れたいと憧れる方も多いだろう。では、そんなオリーブと共に冬越しするための2つのポイントを紹介する。
オリーブの冬越しポイント①水やり
さて、寒い冬も、元気なオリーブを保つために重要なポイントの1つ目は水やりだ。
鉢植えの場合は、週に1回の水やりを日中に。地植えの場合は、ほとんど水やりをしなくても問題はない。むしろ、冬場のオリーブの過剰な水やりは、成長に悪影響を及ぼしてしまう可能性さえある。
何故なら、オリーブは乾燥している状況を好む観葉植物であることに加えて、観葉植物全般が、冬になると成長がほとんど止まるからだ。そのため、冬は、春や夏のように水を必要としないのだ。
そんなオリーブの冬の水やり方法も紹介しよう。まず、水が鉢底から出るまで、たっぷりと水やりをする。そして、受け皿に出てきた水は必ず捨てることがポイント。そして、また1週間ほど経ち、土の表面が白く乾いてきたら、同様の方法で水やりをする。
また、乾燥を好むオリーブとはいえ、極端に葉が乾燥すると、枯れる原因になってしまう。それを防ぐために、エアコンの風が直に当たらないようにすることや、霧吹きなどで葉に水をかけてあげるなどの工夫をお勧めする。
オリーブの冬越しポイント②寒さ対策
オリーブは、観葉植物の中では比較的耐寒性がある方だが、もちろん限界はある。
オリーブの耐寒温度はおよそ-3度。さらに、−5度より低い日が続くと、枯れてしまうこともあるのだ。
春になり、再度元気に成長してもらうためには、しっかり、冬を越さなくてはならない。
そこで、2つの工夫を紹介する。
1つ目の工夫は、鉢植えにして、極端に寒い日は、こまめに室内に取り込むことだ。そして、常に太陽の光が当たる場所で管理することもお勧めする。
2つ目の工夫は、寒さによる霜を防ぐために、根元にワラなどを敷くことだ。霜により、オリーブが凍ることの無い様注意したい。
冬は不向きだと言われている観葉植物だが、オリーブであれば寒い冬も乗り越えることができる。本日紹介した冬越しのポイントを抑えることで、元気なオリーブを育てよう。

area of verandah :オリーブ
¥3,780(税込)
オリーブは、旧約聖書にも登場するほど古くから果樹として育てられてきた植物です。最近は、その丈夫さや銀色がかった緑色の葉っぱの美しさから、観葉植物として育てられることの方が多くなりました。日の差す窓辺に置くと、さわやかな印象をお部屋に与えてくれます。 また美肌や健康効果のあるオリーブの木の葉。浴槽に入れたり、ドライにしてお茶にすることもできます。防虫効果もあるのでドライにしたオリーブの葉をネットなどに入れてクローゼットに入れてもいいですね。