お部屋の中から秋モード。小さい秋見つけた!秋に咲く花 ー後編ー
あー、秋だなぁ。じんわりと季節を感じるお部屋作りに参考になる、秋の花の飾り方
お部屋も秋に模様替え!
コーヒーがアイスからホットに、デザートがさっぱり系からこっくり系に変わってきたら、季節はもう秋。
お家で過ごす時間が長くなってくるこの季節は、お部屋のインテリアも秋仕様にしたいところ。
ただ、ラグを買ったり、ソファのカバーを買い換えたり、大きな面積で雰囲気を変えようとすると結構な出費になってしまうことも。
そんな時は、よく目につくところにワンポイントで秋を取り入れてみよう。
秋の花を飾れば、リビングやダイニングで秋の訪れを感じることができるのでオススメ!
秋の花と言っても雰囲気は様々。
リビングやダイニングの色合いに似合いそうなものから、取り入れてみては?
秋の花06:リンドウ
秋の代表的な山野草、リンドウ。秋が深まる頃に開花し、花が終わると冬の訪れが近いと言われている。
人里に近い野山や、山間部の草原などで見られる。ハイキングをする際や紅葉狩りに行った際にぜひ探して見てほしい。
リンドウの花は鮮やかで美しい青、水色、紫のものが多い。生花や敬老の日のアレンジに使われることも多く和のイメージも強いが、他の秋の鮮やかな花と一緒に一輪ずつ並べると、こんなにもファッショナブルに。
秋の花07:ジニア(百日草)
夏の初めから秋の終わりまで咲き続けることから名前がついた、百日草。
赤やピンク、オレンジのビビッドな色で長く咲き続けるのでガーデニング用としてもともと人気が高かったが、近年はアンティークカラーやナチュラルな色あいの切り花が登場し、ブライダルでもよく使われ、切り花としての人気も高まっている。
切り花のジニアを持たせるには、水を少なめにするのがポイントだそう。
秋の花08:ワレモコウ
渋い赤色の穂の部分が、なんとも秋らしくキュートなワレモコウは、秋のアレンジでもおなじみの花。山野草なので、日当たりの良い草原に自生していることも多い。
ワレモコウの穂の赤い部分は実は花ではなく萼(がく)。
なので、ドライフラワーにしても穂の赤い色が綺麗に残る。ワレモコウが手に入ったらぜひドライフラワーにして、アレンジを楽しんで。
ドライフラワーにすると飾り方が自由に広がる。ススキなど他の秋の草花と合わせればより一層秋のムードが高まり◎
秋の花09:ケイトウ
その名の通り、ニワトリのトサカに似ていることから「鶏頭」と呼ばれ、平らなひだを持つ品種や、槍や羽毛のように尖った形をした品種もある。
平らなひだが波打つケイトウは厚みのあるベルベッドのような質感で、様々な色合いのものが切り花としても出ている。
プロの使う花材のように思えて飾るのが難しいイメージもある、ケイトウ。
こんもり、もったりとした花の質感を生かして実物と合わせると秋らしさをうまく表現できる。
秋の花10:パンパスグラス
パンパスグラスはイネ科のススキに似た植物で、銀白色の美しい穂をつける。
ススキと比べると背が高く、穂が大きいのが特徴。
天使の羽のを思わせる優美な穂はブライダルでも人気が高く、テーブルコーディネートや会場装飾、ウェディングブーケにも使われる。
モノトーンのインテリアにパンパスグラスはとてもよく合う。
背が高く存在感があるので壁にそのまま立てかけても絵になるが、他の枝ものとアレンジして飾ると秋から冬への季節感のあるアレンジになる。
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TEXT BY MAI
二児の母。トマトを育ててます。