緑被率ってなに?東京都緑化のために知っておきたいキーワードと、今日からできる対策
東京都の緑被率はなんと20%を切るという。東京都の緑を増やすために、知っておきたいキーワードの説明と個人でもできる緑化対策をご紹介。
キーワード①緑被率
緑被率とは、緑がもっとも生い茂る時期の空中写真から測定される緑地の割合。大まかに説明すると、緑地の割合がどれくらいなのかを調べ、自然度合を分かりやすく伝えるための指標にしている。
東京都23区の緑被率はそれぞれ20%を切り、深刻な緑不足だ。緑被率を上げていくことが、今後の課題となる。
ちなみにこれとは別に「緑視率」というものもある。平面的な緑地の割合を示す緑被率とは異なり、空間的に測定されるものが緑視率。簡単にいえば、目に見えている範囲の緑がどれくらいあるのかを示す指標である。
キーワード②東京都緑化計画
東京都環境局が発足した「東京都緑化計画」では、東京都の緑化を進めるためのさまざまな対策をしている。
例えば「街のすきま緑化事業」では都と区市町村が連携することで、狭小で利用できずにいた都の土地に花壇をつくり、植物を植えている。他にも屋上緑化の推進や校庭芝生化の推進も行っている。
東京都の緑被率を高めるべく、こういった取り組みで結果を出している区市町村が練馬区。地方からの転勤者は「東京はアスファルトジャングルだ」と言われているが、こうした取り組みが進むことで、高層ビルと緑の共存が可能になる。
緑被率が下がるとどうなるの?
近年では、夏になると気温がかなり上昇する。この先も続くとされているヒートアイランド現象は、地球温暖化が原因だ。その地球温暖化の原因の1つに、緑被率が下がることが挙げられる。
緑を減らせば土地が空き、さまざまなショップやオフィスを並べることができる。そうすると東京都の財力を支える1部になるが、環境破壊は進む。景観も、今より人工的なものになってしまう。
各地域に大きな自然があるにも関わらず、開発が進む都市での緑被率を下げるだけで大きく問題化するのだ。
東京都の緑化を進めるために必要なこととは?
東京都の緑化において問題点はたくさんある。これまで東京都の緑化を推進してきても、さまざまな物の消費率が一向に減らない。そのため森林の伐採は止まらない。
緑を育てたり、箸を飲食店に持ち込む「My箸」にするなど、小さいように見えるこの対策を東京都に住む人が全員で行ったとしたら、物凄く大きい対策になるだろう。
行政の緑化計画に募金という形で支援するのも、家の庭で緑を育てるのも良い。大切なのは、1人1人が「緑を増やす」ということに敏感であるということだ。
それぞれが当事者意識を持ち小さなところから協力し合うことで、住みやすい街を維持しながら緑被率を増やすことができるのではないだろうか?
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