世界の緑化につながるプロジェクト「plaNTnetのある風景」とは?
「Glanet collection」が行う緑化推進活動のひとつ、
「plaNTnetのある風景」。
2018年4月11日、カイト株式会社は企画に賛同する企業の募集を開始した。
そこにある狙いとは何なのか。
「plaNTnet」を置くだけでオフィスがクールな空間に
plaNTnetは、植物とアートを融合させたGlanet collectionの新しいインテリアだ。
オフィスグリーンとして、レンタルのサービスも行っている。緑化推進活動というと、
どうしても素朴で温いものというイメージが強い。
しかし、このplaNTnetはステンレス製の球体から植物が伸びる、独自のアート性を帯びている。
球体が「都市」、植物が「緑化」をあらわし、自然との共存をイメージしたオブジェとなっている。
クールで都会的なデザインが、「TOKYO」によくなじむ。
plaNTnetのある風景が社員にインスピレーションをもたらし、顧客の目を引くうえでも大きなポイントとなるのは間違いないだろう。
このようなアート性は見る人の五感に訴え、何かしら心に引っかかるものを残す。
これまで見過ごしてきた、地球環境や生態系への視点。そんな感性が、東京の未来を形作るうえできっと大きな役割を果たすはずだ。
東京から緑化を広げる「TOKYO 5% GREEN」の第一歩
Glanet collectionが掲げる「TOKYO 5% GREEN」のスローガン。
これは、東京で5%緑を増やせば、それが世界中へ伝わり、グローバルな活動につながるはずだ、という想いをあらわしている。
東京では、今も年間10万戸の勢いでマンションが増え続けている。
それにともない増えていくデッドスペースが、ベランダだ。
そんな都内約320万戸のベランダに、ひとつずつでも植物インテリアを増やすことができれば。
その積み重ねが、「TOKYO 5% GREEN」を実現するに違いない。
「plaNTnetのある風景」は、まさにその第一歩として始められた。
賛同する企業は、公式サイトの「plaNTnetのある風景」でその取り組みなどが紹介される。
オフィスグリーンを導入しつつ、地球環境への貢献をアピールする。
まさに、先進性のある企業にとってぴったりの企画といえるだろう。
植物というのは、あくまでひとつの生命。
ただ飾っておくだけではなく、それなりの世話や手入れも必要となる。
それがハードルとなり、緑化活動に踏み込めない人も多いだろう。
Glanet collectionでは、植物インテリアのレンタルやオフィスグリーンを通し、
そういった人々と植物との距離を少しでも縮められればと企業活動を行っている。
ほかにも、「IID世田谷ものづくり学校」でのワークショップや、
「生物多様性みなとネットワーク」への参画など、そのアプローチはさまざまだ。
2020年には、都市と植物の共生する美しい東京を実現。
海外から訪れる観光客への、最大のおもてなしにしたいと考えている。