【ドライフラワーの飾り方】スワッグをお洒落に魅せる授業
ドライフラワーやスワッグの素敵な飾り方が知りたい方へ。
もっとオシャレに飾るには?同じスワッグでも雰囲気を変えて飾るにはどうしたら良いか、ポイントを実践画像付きで講義していく。
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■もくじ
1限目 【準備】 演出に使うもの
2限目 【基礎①】横に倒して置く
3限目 【基礎②】吊り下げて
4限目 【応用①】ガラス瓶に入れて
5限目 【応用②】ブリキ缶に入れて
6限目 まとめ
1限目 【準備】– 演出に使うもの
今回の使用したものはこちら。
主な撮影使用品
・スワッグ (全長約30cm×幅約20cm)
・台 2種
・ブリキ缶
・ガラス瓶
スワッグは、ユーカリと紫陽花のドライスワッグを使用。
すっきりとしたユーカリの香りと、赤と青が絶妙にグラデーションした西洋アジサイに癒されながらの撮影となった。
▶︎ここがポイント! 台はアンティーク風のものをチョイス。 スワッグやドライフラワーは、時間をかけて変化した風合いが魅力。 ナチュラルな明るい色よりも、くすんだり深みが増した色合いのインテリアと相性が良い。 |
2限目 【基礎①】横に倒して置く
まずは、台の上に水平に、横たえるようにして置いてみよう。
一番簡単だが、これだけでも絵になるのがスワッグの魅力。
真横に置いてみたり、花の方を前に枝の方を後ろにとちょっと斜めに置いてみたり、置く角度次第で印象はだいぶ変わる。
スワッグの魅力的な部分が引き立つような置き方が発見できるまで、微調整を繰り返しながら置いてみよう。
▶︎ここがポイント! スワッグは背中側が平らなため、横にして置くと正面が上を向いてしまう。 背中側に10~15センチほどの高さのものを入れて、正面が少し横に向くようにしてあげるとグッと映える。 |
3限目 【基礎②】吊り下げて
次に、スワッグ本来の使い方、吊り下げて飾ってみよう。
取り付け方は、スワッグを束ねたところに吊り下げる用の紐を取り付け、紐を輪にして金具などに引っ掛けるだけ。花が下に、枝が上にくるように吊り下げる。
スワッグは、本来は「壁飾り」の総称を意味している。欧米で祭事の際に、壁にや窓辺に飾る様々な形のものが本来のスワッグ(swag)の意味だが、日本では束ねた花材を壁にかけるようにアレンジしたものを指すようになっている。
こうした台だけでなく、リビングの壁やドア、キッチンの換気扇の出っ張り部分や冷蔵庫など、にも勿論飾ることができる。
4限目 【応用①】ガラス瓶に入れて
次は、ガラス瓶に枝を下にして入れてみよう。
ガラス素材の透明感は、スワッグが持つ繊細な美しさと調和し、ナチュラルな魅力を引き立ててくれる。
スワッグは葉や花の部分にボリュームを持たせてあるものがほとんどなので、倒れにくいバランスの取れるガラス瓶を探そう。
あまり細すぎると枝を入れにくいので、ある程度瓶の口が開いているものを選んだ方がベター。
▶︎ここがポイント! 瓶に入れてみて、瓶の口とメインのお花の間に空間が空いてしまうようであれば枝が長すぎるので、少し枝の先を切って深く入るように調整しよう。5mm~1cm単位の修正でもグッと安定感が増すはず。 |
5限目 【応用②】ブリキ缶に入れて
最後に、ブリキ缶を使ってみよう。
透明感のあるガラス瓶とは違い無骨でそっけない印象に思われがちなブリキ缶だが、アンティーク風の雰囲気を演出するにはぴったりの素材。シンプルかつ味わいのあるインテリアになるのでとてもおすすめ。
スワッグは本来花を下にすることが多いが、このように花を上に立てかけることで、シュッと閉じていた花や葉がブワッと大きく開き、華やかな印象で飾ることができる。
▶︎ここがポイント! 写真の缶のように口が大きく空いているものはスワッグが倒れ過ぎてしまいがち。 缶の中に布や英字新聞などを入れて枝がまっすぐに安定するよう調節をしよう。 |
■まとめ
今回紹介した飾り方のポイントは
・アンティーク風の台使う。
・横にして置くときは、支えを使って少し正面を横に向ける。
・ガラス瓶に入れるときは、枝野長さを調整。
・ブリキ缶に入れるときは、缶の中に布などを入れて安定させる。
の4点。
どれも簡単ですぐに真似できることばかり。お部屋の雰囲気をもっと良くしたい!と思っている方は、今日から早速取り入れてみよう。
また、スワッグは自分で手作りすることができる。一度プロに作り方のコツを教われば、様々な素材でアレンジが可能。
季節の花や緑とともに、ゆったりとした時間を過ごすのは最高の贅沢かもしれない。