春のギフト、ミモザアカシアのインテリア-育て方も紹介
春を感じるインテリアギフトを探している方へ。
これから暖かな季節を迎えるにあたり、春らしい色合いをいち早く、しかもオリジナリティあふれるアイテムで、部屋に取り入れてみたりプレゼントをしてみたりと考えている人も少ないのでは。
本記事では、春先の季節を感じさせる、コンストラストが美しいと人気のミモザアカシアについて解説する。
◼️もくじ
1. 部屋に色合いを加えるミモザアカシア
2. ミモザアカシアの育て方
3. ギフトとして人気のミモザアカシア
◼️1 部屋に色合いを加えるミモザアカシア
春を迎える季節にミモザアカシアは、暖かな季節の訪れを演出する人気の植物だ。
春先には、甘い香りで春の臭いを届けてくれる「フリージア」や、澄んだ青いグラデーションが空と交じり合う「ネモフィラ」といった、この時期ならではの可憐な花々が開花を迎える。
ミモザアカシアもそうした花々と合わせて、ぜひこの時期に楽しみたい花の一つと言えるだろう。
その理由はこうだ。
「銀葉アカシア」という和名や「Silver wattle」といった英語の名前が付けられているミモザアカシアは、美しい銀灰色の葉が特徴の常緑樹。そこに、3月ごろに開花の時期を迎える、柔らかいふわっとした黄色い花が、春を先駆けるコンストラストを作り上げる。
この銀灰色と黄色のコンストラストこそが、ミモザアカシアのもっとも可憐な姿であり、この時期だからこそ楽しめる、贅沢なデザインだからだ。
◼️2ミモザアカシアの育て方
ミモザアカシアは比較的育てやすく、庭木に人気のある植物だ。
大きく育つと10mくらいの大きさまで成長し、銀灰色の葉が生い茂る美しい姿を楽しめる。また、常緑の植物で、1年中銀灰色がかった綺麗な葉を見る事ができるのも特徴だ。
ミモザアカシアはその姿を見るだけでも十分楽しめるが、自分の手で育ててみる事で、より美しさを楽しめるのでおすすめしたい。
ミモザアカシアを種から育てる場合は、とりまきであれば9月から10月ごろに茶色のさやからタネを取り出し、赤玉土に蒔いて育てる。なお、採取しておいたタネを乾燥から避けるように保存しておけば、3月から4月でも種まきする事が可能だ。
ただし、種から育てると上手に根付かない場合も考えられる。また環境によっては種から育てる事が難しい場合も。そういった場合には、販売されている苗を購入する事をおすすめしたい。
植え付けの最適期間は4月から9月で、庭植えは用土に腐葉土を混ぜ込み水はけの良い場所を、鉢植えの場合は植穴を2倍掘って土をなじませながら植える。この時、ミモザアカシアは、強風などで伸びた枝が折れやすいので支柱を立てる。
ミモザアカシアを育てる時に、気を付けたい要素に害虫がある。特にカイガラムシはミモザアカシアに寄生しやすい害虫だ。
カイガラムシは、日当たりが悪く、風通しがあまり良くないといった条件で発生しやすい。もしカイガラムシが発生した場合は、柔らかいカイガラムシは歯ブラシなどで落とすことができるが、固まってしまったカイガラムシは、付着している枝ごと選定し、薬剤を散布して消毒をする必要がある。
また、ミモザアカシアは挿し木でも成長する植物。大きくなりすぎてしまって剪定されたミモザアカシアをお裾分けしてもらうのもおすすめ。種まきよりも比較的簡単に成長させる事ができるだろう。
ミモザアカシアは、シンボルツリーにも選ばれるほど成長を楽しめる植物。育て上げたミモザアカシアを眺める事で、春を感じるとともに、その土地に生きた思い出も感じる事ができるだろう。
◼️3 ギフトとして人気のミモザアカシア
ミモザアカシアは春の贈り物としても人気が高い。新居への引っ越し祝いとして鉢植えをプレゼントするのも良いだろう。
また、リースやスワッグに仕立てるとより気軽に贈ることができる。
ミモザアカシアのリースは、黄色い花と銀灰色のコントラストが、主張しすぎることなく部屋全体を明るい雰囲気を作り出してくれる。春を予感させる演出が、訪れた人に心地よい感動を与えてくれる事だろう。
ミモザアカシアだけで作り上げたリースで、ミモザアカシア本来の色合いを楽しむのも良いが、他の植物を合わせてオリジナリティ溢れるリースもぜひおすすめしたい。
また、ミモザアカシアのドライフラワーもおすすめしたい。ミモザアカシアの可憐なコンストラストが、ドライフラワーがもつノスタルジーな雰囲気と相まって、味のある色合いを作り出すからだ。
イタリアでは3月8日を『ミモザの日』と呼び、日ごろ感謝を込めて男性から女性へミモザをプレゼントする習慣がある。ミモザアカシアのリースやドライフラワーで、日常の中で伝えることが出来ていない感謝の想いをプレゼントしてみるのも、この季節だからこそできる最高のサプライズになるのではないだろうか。
◼️まとめ
・3月ごろに開花するミモザアカシアは、銀灰色と黄色い花が美しい植物
・ミモザアカシアは育てやすく、成長も楽しめるむのがおすすめ
・黄色い花と銀灰色のコントラストのリースは、インテリアやプレゼントにも最適
・3月8日は感謝の気持ちを伝える『ミモザの日』
ミモザアカシアは春らしい緑と暖かな黄色のコンストラストの美しさを理解頂得ただろうか。ミモザアカシアは育ててもインテリアにしても楽しめる植物だといえるだろう。
そして、ミモザアカシアには「友情」という花言葉がある。ミモザアカシアのリースなどを大切な友人にプレゼントして、日頃の「ありがとう」を伝えてみてはいかがだろうか。
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